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ラン科の花

ラン科(蘭科、Orchidaceae)は、単子葉植物の科のひとつで、その多くが美しく、独特の形の花を咲かせる。世界に700属以上15000種、日本に75230種がある。鑑賞価値の高いものが多い。

花の特徴

・花弁

ラン科植物の花は、非常に独特のものである。ユリなどと同じように、六枚の花びら(外花被片3、内花被片3)があるが、全部が同じ形ではないので、左右対称になる。特に、内花被片の一枚が変わった形になっている。多くのものでは袋や、手のひらをすぼめた形や、あるいはひだがあるなど、他の花びらとは異なっており、これを唇弁(しんべん、リップ)と呼ぶ。他の内花被片二枚は同形で側花弁と言う。外花被片も唇弁の反対側のものと残り二枚がやや違った形をしている。前者を背萼片、後者を側萼片という。本来、花茎から花が横向きに出れば、唇弁が上になるのだが、多くのものでは花茎から出る子房がねじれて、本来あるべき向きから180°変わった向き、つまり逆さまになる。そのため、唇弁が下側になって、雄しべ雌しべを受ける形になる。

・雄しべと雌しべ

雄しべと雌しべは完全に合体して一本の構造になっており、これをずい柱という。雄しべは一本ないし二本だけが残り、他は退化する。

草体が大きく、花も大きい。数株が集まっていると、とても豪華な印象を受けます。 本当に立派なランで、惚れぼれします。この豪華で美しい姿







これまで見たたラン科の花

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花のさんぽ
ランの花
ランの中では、地味な部類に入りそうですが、新しいランに出会えると、とにかくうれしいものです。
長年見たかった花に、ようやく出逢うことができました!

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